医療情報部についてご紹介します。
当部門について
医療のIT化に伴い平成14年5月に医療情報システム(電子カルテ、画像診断支援など)を導入し運用しています。医療情報室は、医療情報管理・システム係と診療録管理係で構成されています。医療情報管理・システム係では急速に進む医療のIT化への対応や日常業務が円滑かつ安全に運用されるようシステムの保守管理、開発、教育を行っています。診療録管理係では院内の診療録を適切に管理し、患者さんの診療に役立つ情報を提供しています。私たち医療情報室は直接患者さんと接することはありませんが、縁の下の力持ちとして「医療の質の向上」「患者サービスの向上」を目指して日々業務しています。
職種構成
医師・コメディカル・事務など多職種で専任・兼務合わせて17名で構成されています。
職種構成
- 医師(兼務)
- 薬剤師(専任、兼務)
- 看護師(専任、兼務)
- 臨床検査技師(専任、兼務)
- 診療放射線技師(専任)
- 事務(専任)
各種認定スタッフ
診療情報管理士 | 4名 | |
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院内がん登録実務 | 中級認定者 2名 | |
初級認定者 3名 | ||
医療情報技師 | 8名 |
組織
医療情報管理・システム係
コメディカルを中心とする専任スタッフが医療情報システム安定稼働のためサーバ管理やマスタ更新を行うと共に、操作方法の教育や患者さんのプライバシーを守るという啓発活動もしています。現在、電子化されたシステムを利用して医療の質の向上を目指したクリニカルインディケーター(臨床指標)の作成に取り組んでいます。
主な業務内容
- 医療情報システムの開発および運用管理
- セキュリティー対策、プライバシー保護の管理監督
- 新入職員(研修医)への操作訓練
- 操作マニュアル・障害時マニュアルの整備
- システムトラブル等の24時間対応
- 各種医療データの抽出
診療録管理係
診療情報管理士を中心とする専任スタッフが、日々発生する紙文書や退院サマリーをチェックし、記載漏れや未完成のものには随時督促を行っています。地域がん連携拠点病院としてがん登録も行っており、現在、がん登録研修に参加し登録実務者のレベルアップに取り組んでいます。
主な業務内容
- 退院サマリーの監査および作成依頼
- 紙文書のチェックと管理保管
- がん登録
- 診療録の開示
- 紙カルテの貸し出し
- 病理・放射線レポートの見落とし防止