当院について

理念・病院長あいさつ・沿革

理念

  • 医療を通じて地域住民の健康と幸福に寄与します。
  • 患者中心の医療をあらゆる活動の原点とします。
  • 職員が誇りと喜びを持って働ける職場を目指します。

基本方針

  1. 西三河南部地域における高度・急性期医療を担う基幹病院として、また安城市の市民病院的役割を果たす病院として、地域の医療・保健・福祉(介護)の中心的役割を果たし続ける。
  2. 地域医療支援病院として、行政・地域医師会・地域医療機関と協力し、地域連携と機能分担を推進する。
  3. 地域医療を担う"気概と誇り"を持った職員を育成し続けるとともに、地域における2040年までの医療需要増大を見据え、"職員の衆知を結集し"地域医療構想や地域の要請を踏まえた当院の発展的再構築計画を進める。

患者の権利と責任

私たちは、診療において大切なのは、「患者との人間関係」「患者との信頼関係」と考えています。そのために、人としての倫理原則をお互いに大切にする『患者の権利と責任』を掲げております。

  1. 良質な医療を公平に受ける権利
  2. 診療について十分な説明と情報提供を受ける権利
  3. 自らの意思に基づいて、検査・治療などの医療行為を選択・決定する権利
  4. 診療の過程で得られた個人情報が保護される権利
  5. 診療上、理解できないことについて質問する権利
  6. 医療提供者に患者自身の健康に関する情報を提供する責任
  7. 医療提供や他の患者の治療に支障を与えないようにする責任

職業倫理綱領

地域住民の立場にたち地域医療を展開してきた協同組合活動を源流とする安城更生病院は、地域住民の安心を確保するだけでなく、地域づくりにも貢献してきました。利用者からの信頼を保つために病院職員として次の職業倫理規範に沿って行動いたします。

  1. 医療を受ける全ての人の尊厳を守り、平等な医療を提供するよう努めます。
  2. 地域の人々と職員は医療・保健・福祉の問題解決にあたりお互いの信頼関係を築くために十分な説明、情報交換を目指します。
  3. 組織の業務の公共性、社会的責任を十分理解して関連する法令、通達および諸内部規定等を遵守し、良識ある行動を心掛け、誠実・公正に職務を遂行します。
  4. 職務上知り得た患者・健診受診者等の個人情報は、在職中、退職後にかかわらず正当な理由なく他に漏らしません。
  5. 職員はそれぞれの職場機能の維持・向上に努め、互いに尊敬し合い、協力して医療業務を遂行することに努めます。
  6. 近隣医療機関との交流、後進の指導、自己研鑽を通じて医療体制を支える組織の力を培います。
  7. 業務の上で組織の資産・経費を私的に使う公私混同は行いません。また業務を通じて不正な利益を図ることは行いません。
  8. セクシャル・ハラスメント等の人権侵害となる行為、反社会的行為による患者、利用者、職員への危害の防止を行います。

平成20年9月1日制定

臨床倫理綱領

安城更生病院医療従事者は、

  1. 医療行為、臨床研究はそれを受ける人々の自発的な同意に基づき、善いことを行う目的で、害の少ない行為が公正平等になされるべきという倫理原則に則って行動します。
  2. 医療を受ける人々の知る権利及び自己決定の権利を尊重するために、相手からの訴えや情報を誠意を持って聴き、判断や方針を適切に説明します。
  3. 人々の国籍、宗教、信条、年齢、性別、社会的地位、経済的状況、ライフスタイル、健康問題などに関わらず、平等に接します。
  4. プライバシーを尊重し、個人情報の保護に努めます。
  5. 他の医療機関等への受診、相談、転院等に関しては当該患者の意思を尊重して適切な情報を提供し、協働して良好な医療が行われるよう努めます。
  6. 医療者として、医療の向上を通じて社会へ貢献するため研鑽に励みます。
  7. 医療行為、医学研究にあたっては、その生命・医療倫理上の課題について院内規程に沿って担当委員会の審議を受けます。
  8. 医療の安全管理に最大の努力を払います。発生した有害事象に対しては関係者の救済を優先するとともに、原因究明の顛末を明らかにし再発防止に努めます。

平成20年9月1日制定

個人情報保護方針

子どもの権利条約

病院長あいさつ

地域の皆さまに
信頼されるとともに、
唯一無二の病院を目指して
進化し続けます。

安城更生病院 病院長

度会正人

新年のご挨拶

令和6年、年頭に当たりご挨拶申し上げます。

4年に及ぶコロナ禍もようやく収束に向かっており、安城更生病院もコロナ前の日常を取り戻しつつあります。この間に完工いたしました南棟建設をはじめとする施設整備によって病院機能は大幅に強化され、救急医療・がん医療に、そして予防医療センターにおける検診にも大きな力を発揮しています。さらに、この施設整備を機に高機能病床を中心とした22床を増床することができました。これは、救急患者さんをはじめ、すべての入院患者さんの受け入れをよりスムーズにすることをめざしたものです。しかしながら、一部の要員確保が間に合わないことに加え、コロナ禍の影響もあり、十分に増床効果を発揮することができていませんでした。一年をかけて徐々に実稼働病床を増やしてまいりましたが、ようやくこの春からは晴れて全771床をフルに運用できる見通しとなりました。これにより、断らない救急体制を実現するとともに、手術・検査等の待機期間も短縮でき、入院患者さんの受け入れは大幅に改善できるものと考えています。

また昨年新設された紹介受診重点医療機関の指定を受けたことを契機に、紹介・逆紹介をさらに進めて外来をスリム化し、当院が担うべき医療、当院でなくてはならない高度・急性期医療を中心とした診療への注力をさらに進めてまいる所存です。幸い安城市をはじめこの医療圏では、地域のクリニックと病院の連携が極めて良好です。安定した普段の管理は当院連携医療機関の先生にお願いし、病状の変化など必要な時にはただちに当院で対応させていただける機能分化体制が構築されています。クリニックと安城更生病院の双方に主治医を持っていただき、安心して医療を受けていただくこともできます。どうぞこの点ご理解いただき、当院を有効に活用いただきますようお願いいたします。

安城市の市民病院的役割、高度医療を提供する圏域の中核病院、さらには優れた医療人を育成する教育病院という3つの役割を果たし続けるため、そしてすべての領域で最適の医療を最高のホスピタリティーをもって提供し、地域の皆さんに信頼されるとともに、われわれ職員が誇りうる唯一無二の病院を目指して、安城更生病院は歩みを止めることなく進化し続けます。

令和6年元日 記

病院幹部紹介

統括副院長・臨床研修部長

新井 利幸

副院長・医療情報部長

近藤 國和

副院長

玉井 宏史

副院長

宮島 雄二

副院長・診療協同部長

水元 亨

副院長

田渕 昭彦

副院長

竹本 憲二

副院長・感染制御部長

原 徹

第1診療部長・院長補佐

加藤 有一

第2診療部長・医療安全管理部長・院長補佐

佐伯 悟三

地域連携部長・院長補佐

小口 武

保健事業部長・院長補佐

竹内 真実子

教育研修・臨床研究支援センター長・院長補佐

藤永 一弥

薬剤部長・院長補佐

羽田勝彦

看護部長・院長補佐

吉永 恵

事務部長・高齢福祉事業部長・院長補佐

池田 真紀

沿革

設立からの当院の歩みを10年ごとにまとめ、ご紹介します。

1935〜1945

病床数:45→90床 / 医師:7名 / 
看護師:20名

膨張・充実・混乱の時代

1935年(昭和10年)開設
(病床数45床、職員40名、医師7名)

レントゲン装置設置
大学病院にしかなかったレントゲン装置を導入
(購入金額は15,000円と当時のお屋敷一軒分相当)

初代院長
森 豊治(在任 昭和10年〜16年)

往診車
真新しいフォード車で往診していました。
(トヨタの第1号生産は病院設立の翌年)

1940年(昭和15年)
更生神社建立

第2代院長
榊原 彦一郎(在任 昭和16年〜19年)

1943年(昭和18年)
医師・職員の多くが戦地に送り込まれました。
(写真は内科医師出征時のもの)

1946〜1955

病床数:105→267床 / 医師:15名 / 
看護師:30名

戦後の苦境の中、地域への健康と長寿提供に奔走した時代

1945年に発生した三河地震で病院が傾いたため屋外に仮小屋を急造して、患者の収容・診療を行いました。

第3代院長
堀 三造(在任 昭和19年〜21年)

終戦後、更生病院でも食料不足を補うため、職員が昼休みに田植えを実施していました。

1947年(昭和22年)
看護婦養成所設立
1953年(昭和28年)
准看護婦養成所として改称

1948年(昭和23年)愛知県厚生農業協同組合連合会に移管

1951年(昭和26年)公的医療機関に指定

1955年(昭和30年)救急告示病院に指定

1956~1965

病床数:300→405床 / 医師:20名 / 
看護師:50名

盤石の地歩を固めた時代

1959年(昭和34年)伊勢湾台風台風が猛威をふるい、更生病院も屋根が吹き飛ぶ甚大な被害を受けました。(安城市:死者5名、重傷者26名)

1961年(昭和36年)
第1病棟竣工 鉄筋コンクリート5階

1961年(昭和36年)
総合病院に指定

1964年(昭和39年)
准看護婦養成所
閉鎖附属更生高等看護学院に昇格
准看護婦養成所を閉じ、公的医療機関の責務として看護婦不足を解消すべく立ち上げられました。

1965年(昭和40年)
看護婦宿舎竣工

1966~1975

病床数:527床 / 医師:25名 / 
看護師:163名 / 総職員:343名

持てる機能を最大限に発揮し、大きく発展を遂げた時代

1966年(昭和41年)
第2病棟竣工
1967年(昭和42年)
外来診療棟竣工
当時の資料には既に「地域医療センター」の文字が記載されています。がん研究施設などが設置されていました。

1967年(昭和42年)
第1回病院祭開催
― 昭和46年 第2回開催
― 昭和50年 第3回開催

1970年(昭和45年)
院内保育所開設

1976~1985

病床数:572床 / 医師:78名 / 
看護師:434名 / 総職員:924名

激変する医療環境の苦境の中で、更生病院設立の精神を曲げることなく
医療の質の向上と教育病院としての礎を築いた時代

1978年(昭和53年)
第3病棟・総合診療棟竣工

1978年(昭和53年)
CT装置設置

1986~1995

病床数:698床 / 医師:101名 / 
看護師:564名 / 総職員:1,102名

21世紀の医療に対応する病院づくりを目指し、新築全面移転を決断した時代

1988年(昭和63年)
救急診療棟(第5病棟)竣工

1991年(平成3年)
ME機械管理部門開設

病院50周年
第5回 病院祭開催

1992年(平成4年)
臨床研修指定病院に指定

1993年(平成5年)
更生訪問看護ステーション開設

1993年(平成5年)
在宅介護支援センター開設

1996~2005

病床数:692床 / 医師:170名 / 
看護師:664名 / 総職員:1,231名

新築全面移転を成功させ、病院医療崩壊現象に対して
病院の持てる機能を最大限発揮し、地域の医療を守った時代

1998年(平成10年)
地域周産期母子医療センター指定

1998年(平成10年)
病診連携室開設(現 地域連携室)

2002年(平成14年)
新築全面移転「安城更生病院」に改称

2002年(平成14年)
電子カルテ導入

2002年(平成14年)
救命救急センター指定

2002年(平成14年)
介護老人保健施設「あおみ」開設

2002年(平成14年)
緩和ケア病棟開設(現 緩和医療センター)

2003年(平成15年)
地域中核災害拠点病院指定

2003年(平成15年)
地域がん診療連携拠点病院指定

2004年(平成16年)
病院機能評価認定

2006~2015

病床数:692床→749床 / 医師:217名 / 
看護師:901名 / 総職員:1,621名

21世紀にふさわしい医療を展開するために、
各種拠点病院指定の取得と人づくりに注力するなど大発展を遂げた時代

2006年(平成18年)
教育研修センター開設

2008年(平成20年)
卒後臨床研修評価認定

2008年(平成20年)
DMAT結成

2009年(平成21年)
DPC制度導入

2010年(平成22年)
小児医療センター開設

2010年(平成22年)
新生児ドクターカー導入

2010年(平成22年)
救命救急センター拡張整備

2010年(平成22年)
総合周産期母子医療センター指定

2010年(平成22年)
地域医療支援病院指定

2013年(平成25年)
被ばく低減施設認定

2014年(平成26年)
DPCⅡ群病院指定

2015年(平成27年)
80周年病院祭開催

2015年(平成27年)
ハイブリッド手術室および手術室増室

2016~

病床数:749床 / 医師:227名 / 
看護師:931名 / 総職員:1,690名

最新鋭最先端のハードの整備と、それを最大限活用できる人づくりに注力し、
医療人が憧れる病院づくりをした時代

2016年(平成28年)
熊本地震医療救護班出動

2016年(平成28年)
TAVI第1症例実施

2017年(平成29年)
西三河南部西地域医療構想推進ネットワーク

2018年(平成30年)
専門医制度

2019年(令和1年)
更生神社遷宮

2019年(令和1年)
発展的再構築施設整備

2019年(令和1年)
検査ISO15189取得

2020年(令和2年)
臨床研修評価 エクセレント賞

2020年(令和2年)
更生神社建立八十周年大祭

2020年(令和2年)
急性期医療五病院が協定締結

2021年(令和3年)
新臨床研修プログラム誕生

2021年(令和3年)
内視鏡手術支援ロボット導入