センター診療機能

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センター診療機能についてご紹介します。

センター診療機能について

長年培った経験とスタッフの努力により、当院には非常に質の高い医療知識と技術が蓄積されています。

それらを結集して地域医療に役立てるため、センター診療機能を充実させます。

ここでは多職種の専門家がチームとなり、より高度で迅速な医療を提供することで、以下のメリットを実現します。

センターのメリット

  1. 診療科(内科系・外科系)の垣根を越えて、患者さんを中心とした一貫した医療提供を実現
  2. 疾患や機能が集約されることにより、より効率的な医療提供を実現
  3. 専門スタッフの育成を可能とし、より高度で安全な医療提供を実現

各センターのご紹介

手術センター

当院の手術センターは2015年4月、8か月間にわたる工事期間を経て「ハイブリッド手術室」を新築するとともに、全13室体制(以前は11室)にしました。2016年度の手術件数は年間7,958件であり、手術の内容は、より高度化、重症化しています。
手術を行う、外科医、麻酔科医、看護師、臨床工学士などがチームを組み、安全で質の高い手術を提供できるように努力を行っています。また地域の基幹病院・救急病院として常に緊急手術に備え万全の態勢をとっています。

集中治療センター

集中治療センターはICU(8床)、HCU(18床)で構成されており、救命救急センターに搬送された重症患者や侵襲の大きい手術後の患者を受け入れる病床です。当センターは手術センターとも直結しており、救急医・麻酔医といった集中治療管理のスペシャリストを中心に各科の医師や看護師など、多職種が協力し合い、あらゆる状況に対応できる万全な体制をとっています。またスタッフのスキルアップのため、救急・集中治療に関する知識・技術の普及にも積極的に取り組んでいます。

血液浄化センター

慢性腎不全のため透析療法など血液浄化療法を受ける必要がある方の治療を担当しています。血液透析では、新しく透析を始める方や、他の科に治療入院中の透 析患者さんを中心に血液透析治療を提供しています。また、腹膜透析で通院中の患者さんの診察や処置も当センターで行います。白血球除去療法やコレステロー ル吸着療法などが必要な特殊な疾患の通院患者さんの治療も担当しています。

内視鏡センター

2006年3月にオープンした内視鏡センターは検査室5室、中待合室、専用トイレ、更衣室、ファイバー洗浄室などを備え、計727平方メートルの愛知県下有数の施設です。当センターでは内視鏡検査・治療は勿論、精密胃透視や経皮経肝胆管ドレナージ等のX線を必要とする検査・治療や、腹部エコー下での経皮的ラジオ波焼灼術(RFA)や肝生検なども行います。日本消化器内視鏡学会専門医指導施設、日本消化器病学会認定施設、日本肝臓学会専門医制度認定施設の各指定をうけており、スタッフ全員が力を合わせて、当医療圏における消化器領域の医療を守り発展させる努力を続けています。

小児医療センター

小児医療センターは15歳未満のお子さんすべての入院に対応しております。重症患者治療室や特殊な感染症患者に対応する陰圧空調の感染症部屋や難治性小児 がんに対する造血幹細胞移植のための準無菌室を装備しており、センター内を感染症病床(26床)と非感染症病床(20床)に分けています。感染症を持って いないお子さんはプレイルームのある非感染症区域で出来るだけ自由な生活を過ごしていただいております。病棟内に病弱児院内学級を併設しております。2名の病棟保育士が入院中の患児の日常生活のお世話や生活指導を行い、入院生活が少しでも苦痛なく過ごせるように病棟アートを取り入れ、子供の入院環境に配慮しております。また、ボランティア活動としてホスピタルクラウンの訪問もあり、辛い治療を忘れて笑顔があふれる一時となっています。

循環器センター

当院では1975年に冠動脈造影の開始と同時にCCUを開設、1979年にはACバイパス術を1983年にはカテーテル血行再建術を開始、以後この地方における虚血性心疾患の診療の中核を担ってきました。2002年の新築移転と同時に循環器内科と心臓血管外科を統合して循環器センターを開設しました。従来それぞれに分かれていた病床を集約し内科と外科が有機的に統合することによってきめ細かい医療を提供するとともに、24時間365日常駐の体制で救急対応を行っています。

血液化学療法・細胞療法センター

当センターでは13室のクリーン病室をはじめ、移動式の空気清浄機を多数用いて、化学療法による免疫低下の患者さんに、より安全な治療環境を提供しています。特に造血幹細胞移植療法の領域においては、三河地区全域から対象患者さんを受け入れており、全国有数の移植数をほこる基幹施設として貢献しています。また、悪性リンパ腫、白血病、骨髄腫など幅広い血液悪性腫瘍に対する化学療法の専門病棟として、専門スタッフの育成や他部門との連携も緊密に行うことで、患者さんの社会復帰の手助けをさせて頂いております。

血液輸血センター

不足した血液を補うことを「輸血」といい、他人から(同種)と自分から(自己)の2種類の輸血があります。血液輸血センターでは、日本輸血・細胞治療学会 認定の検査技師を擁し、血液製剤の検査・管理を行い、適正使用の推進に努めています。また、造血幹細胞移植に用いる細胞の保管管理も行っています。当センターは院内輸血療法の中心として、安心・安全な輸血・細胞治療が受けられる体制を構築しています。

内分泌・糖尿病センター

安城更生病院内分泌糖尿病センターは2011年4月1日に開設されました。

従来より内分泌糖尿病内科では6階西病棟に28病床を用意し、年間400人近い入院患者さんを受け入れ、院内各職種が協力して通算500回を超える糖尿病教室などの療養指導の実績を持ち、地域の糖尿病治療センターとして機能してきました。

一方、甲状腺、副腎、下垂体などの内分泌疾患は糖尿病に比べて患者さんの数が少ないため、全国的にも専門施設が多くありません。たとえば2011年4月現在、糖尿病学会認定教育施設は全国に600以上あるのに対して内分泌学会教育認定施設は326、甲状腺学会認定専門医施設は154しかありません。そんな中で安城更生病院はいずれの専門施設認定も取得しており、外科、放射線科、脳神経外科と連携して専門的な診断、治療を行っています。糖尿病のみならず内分泌疾患のセンターとしても総合的な設備と実力を兼ね備え、今後一層の充実と発展を図っていきます。

消化器センター

呼吸器センター

乳腺センター

乳がんの診療は日々進歩しており、治る可能性が高いがんとなってきています。そのためには、正確な診断と個々の患者さんに応じた治療の選択が重要です。当院乳腺センターでは、最新の医療機器を駆使し、専門技師(すべて女性です)による検査と乳腺専門医の診断に基づき、適切な治療方針・方法を確定します。治療は手術療法だけではなく薬物療法・放射線療法を組み合わせる必要があります。また,薬物療法の副作用や乳房喪失に対する身体的・精神的ケアも必要となってきます。当院乳腺センターは、総合病院の利点を生かし、通院治療センター、放射線治療科、病理診断科、形成外科、看護部門、薬剤部門と連携してチームをつくり、よりよい診療、より高度な治療を提供します。

血管病治療センター(腹部・下肢)

血管内治療センター(腹部・下肢)センターでは、大下肢静脈瘤や閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤、深部静脈血栓症、リンパ浮腫などの血管疾患を対象に、診療を行っております。血管病は高齢者の方に多い疾患で、患者さんの全身状態、生活状態はさまざまです。患者さんの状況に応じて、薬物治療などの保存的治療、より侵襲の小さい血管内治療、手術治療のなかで血管病に精通した専門医が最良の治療法を選択します。

動脈疾患

  • 動脈瘤
    動脈瘤は、動脈硬化などにより弱くなった動脈が拡張することで形成されます。普段はほとんど無症状ですが生命にかかわる病気ですので、瘤が破裂する前に治療する必要があります。大動脈瘤の手術は人工血管とご自身の大動脈とを縫い合わせ、置き換える方法もしくは、足の付け根の動脈からステント付き人工血管(ステントグラフト)を動脈瘤まで挿入して空置し、瘤に血圧がかからないようにする方法を行います。
  • 閉塞性動脈硬化症
    腹部や下肢の動脈が動脈硬化により閉塞に向かう病気です。症状によって、間欠性跛行(歩くと下肢の筋肉が痛み、止まってしまう。休むとまた歩ける)、重症下肢虚血(安静時の足の痛み、潰瘍、壊死)に分類されます。治療は間欠性跛行は薬物治療と運動療法が中心となります。重症下肢虚血の場合や間欠性跛行でも上記の治療が効果ない場合にはカテーテル(血管内)治療や手術を行います。カテーテル治療は、病変部をカテーテルの先端に付いた風船で拡張し、その後、ステントを留置します。手術は、ご自身の静脈や人工血管を使い、詰まった部位を迂回する新しい通り道(バイパス)を作り、血流を回復させます。

静脈疾患

  • 下肢静脈瘤
    治療にあたっては、症状の軽減のため弾性ストッキングを着用します。手術は患者様が希望される場合や、病状が進行した場合に検討し、基本的には弁不全のため逆流する伏在静脈を抜去するストリッピング手術を行います。

手の外科・マイクロサージャリーセンター

手の外科とは人間の体の中で最も緻密で最も鋭敏な感覚を持つ"手"についての治療を行なっている分野で、マイクロサージャリーとは手術用顕微鏡を用いた繊細な手術になります。当センターは日本手外科学会認定の手外科専門医の基幹研修施設であり、日本手外科学会専門医が2名在籍し、手指骨折や四肢切断などの外傷直後の治療から、外傷だけに限らず組織の欠損によって損なわれた機能を回復するためにマイクロサージャリーを駆使した手術治療を行っています。

骨折/切断を代表とする外傷治療については可能なかぎり解剖学的に(元の形状に)修復することを目標に治療を行っています。現在までに切断肢指再接着(切断された手指をつなぎ合わせる手術)症例は累計350例480肢指をこえる経験を有し(この数年は30−40例/年)、生着率90%以上を維持しており、足趾移植・皮弁移植・血管柄付骨移植(栄養する血管をつけて"生きた"骨を移植する方法で早期の骨癒合が期待できる)などによる機能再建手術も積極的に行っております。

なお、切断指の治療に当たってはマイクロサージャリーの技術をはじめとする特殊な手術となることが多く、対応できる施設・医師が限られます。その状況に対応すべく通信回線を用い損傷部位の写真を基に搬送先を決定するテレトリアージシステムが昨年度(平成26年)より愛知県全域で導入されています。このシステムにおいて当院は三河地区を担当しております。

切断指再接着以外でも手指の運動を行う腱・神経の障害(ばね指と言われる腱鞘炎や手根管症候群/肘部管症候群など)に対しても積極的に治療を行っています。末梢神経障害では年間約600件の電気生理学的検査を背景に、最も頻度の高い手根管症候群に対しては内視鏡的手根管開放手術を1997年導入し、以来500例をこえる実績があります。手については顔と同様に衣類に被覆されない部分であり、外見的なことも考慮して上肢・手に関連する全般的な障害について扱っています。具体的には仕事やスポーツなどでの使い過ぎによる障害(テニス肘など)も数多くみられるものであり、これらに対しての治療をはじめ、加齢や疾患による指の変形(ヘバーデン結節/ブシャール結節/母指CM関節症など)についての治療にも取り組んでおります。

また、昨年(2013年)より手関節鏡および肘関節鏡システムを導入しました。内視鏡手術を行うことによって低侵襲でかつ繊細な操作が可能です。上肢の骨折の中ではもっとも多いとされる橈骨遠位端骨折への応用をはじめ、手舟状骨骨折偽関節の治療、三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷・手根靭帯損傷などの軟部組織損傷の治療、そして野球肘・変形性肘関節症などの肘関節の障害についても関節鏡を用いた治療に力を入れています。

手の手術には成績向上のためにリハビリテーションが必要であり、複数名在籍しているリハビリテーション作業療法部門のハンドセラピストとの緊密な連携により、患者さんの早期機能回復に努めております。新生児乳幼児の手・上肢の先天的障害(多指症、合指症、裂手症など)に対する治療経験も豊富です。診療だけではなく、日本手外科学会・日本マイクロサージャリー学会をはじめとする学会活動や執筆活動を積極的に行い、この分野の発展に貢献しています。また、名古屋大学手の外科学教室と連携してコンピューターシュミレーションを利用した治療を代表とするより高度な治療にも取り組んでいます。

脊椎・脊髄外科センター

総合リハビリテーションセンター

脳血管内治療センター

放射線センター

当センターは放射線科医師、診療放射線技師、看護師、事務職および若干の非常勤職員よりなり、3階の血管検査、2階のエコー検査、1階の一般撮影、CT検査、MRI検査、TV等、地下1階のアイソトープ検査、PET/CT検査、および放射線治療を担当しています。1階の画像読影室では、放射線科医師が画像診断の報告書作成業務を行っています。また、放射線科医師は外来1階のBブロックにて診察業務も行っており、院内各診療科および地域医師会の会員や近隣病院からの依頼である画像検査と放射線治療の患者さんを対象としています。当センターでは、他の診療科や職種と同様に、より安全で最新の医療を提供する責務を果たすべく知見の習得に努めております。

リウマチ・人工関節センター

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