• 病気のおはなし

Vol.102 「血液と輸血」のマメチシキ

「血液と輸血」のマメチシキ

臨床検査室 臨床検査技師 山本喜之

(JAあいち中央広報誌ACT7月号より)

血球成分の働き

  血球成分には赤血球、白血球、血小板があり、それぞれに役割があります。赤血球は全身に酸素を運びます。白血球は大きく分けて、好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球の5つに分類されます。好中球は体内に侵入した細菌などを攻撃します。リンパ球はウイルス感染細胞を攻撃したり、抗体を作ったりします。単球、好酸球、好塩基球にも各々違った働きがあります。血小板は出血したときに血を止める作用があります。


検査の基準値とは?

  ご自分の血液検査結果を見るときに「基準値」より値が高かったり低かったりすると心配になると思います。基準値とは簡単に言えば「健康で通常の状態にある人の95%が含まれる値」です。つまり運動直後などの状態では基準値を外れることがあるということです。また5%の人は健康であっても基準値から外れてしまうときもあります。検査結果は医師の説明を良く聞きましょう。


血液型について

  赤血球や血小板が少なくなってしまった時の対応の一つとして輸血があります。輸血をするときには血液型を合わせる必要があります。日本人はA型が4割、O型が3割、B型が2割、そしてAB型が1割程度です。でも実は国によって血液型の割合は異なり、国民のほとんどがO型という国もあります。余談になりますが、動物にも血液型があって、ゴリラはB型、猫はA型がほとんどなんです。

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献血について

  現在コロナの影響等で献血者数が大幅に減っています。献血は不要不急にはならないそうです。輸血を必要としている方のためにも、献血をしてみましょう。

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この記事はJAあいち中央広報誌ACTの健やかレターに掲載されました。


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