• 病気のおはなし

Vol.85 「油断禁物! 冬にも多い食中毒!」

「油断禁物! 冬にも多い食中毒!」

臨床検査技術科 野村 杏奈

(JAあいち中央広報誌ACT1月号より)

  意外なことに、食中毒が一番多い季節は冬。じめじめとした梅雨の時期や、暑い夏の時期よりも発生率は高くなっています。注意すべきポイントを知って、これからの季節を健康に過ごしましょう。


食中毒の原因

  食中毒の原因には、ウイルス性のものと細菌性のものが知られています。どちらも症状としては、下痢や嘔吐が多く、特に免疫力の弱い子供やお年寄りは重症化するためます注意が必要です。


カンピロバクターに注意

  細菌性の食中毒で最も多いのはカンピロバクターという細菌が原因で発生します。カンピロバクターはニワトリやウシなどの家畜をはじめペットや、あらゆる動物が持っている細菌ですが、ヒトへの感染は、生や加熱不足の鶏肉を食べることによるものです。


冬は特にノロウイルスに注意

  ウイルス性の食中毒で、特に冬に多く発生するのがノロウイルスによる胃腸炎です。ウイルスは低温や乾燥したところでも長く生きることができるため、寒い冬が大好きです。主な原因は、汚染された二枚貝(カキなど)や井戸水などの摂取による感染です。


予防のポイント

  食中毒の原因菌やウイルスは、基本的には加熱処理により、死滅させることができます。そのためしっかりと、火の通ったものを食べることが大切です。

  ノロウイルスなどはアルコール消毒では、効果が弱いため、流水による手洗いをしっかりとして、菌やウイルスをつけないように心がけましょう。

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この記事はJAあいち中央広報誌ACTの健やかレターに掲載されました。


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