• 病気のおはなし

Vol.84 「いつまでも健康で楽しい生活を続けられるように」

「いつまでも健康で楽しい生活を続けられるように」

介護老人保健施設あおみ 作業療法士 平岩篤典

(JAあいち中央広報誌ACT12月号より)

サルコペニアの予防を!

  高齢になると心身の衰えにより、 今までできていた身の回りのことができなくなったり、誰かに手助けを求めなければならないことが増えてきます。今ある能力をできる限り維持できるように、日々運動やバランスの良い食事を摂ることが必要となってきます。

当施設では、運動機能や日常生活での動作能力が低下しないように、理学・作業療法士による機能訓練や管理栄養士による食事の管理、また介護福祉士による「筋肉体操」と名付けた小集団での運動などを行い、筋肉量の維持・向上に努めています。


サルコペニアとは?

  加齢や病気によって活動量が低下し、筋肉量が減少することです。栄養の面では、たんぱく質の摂取不足により 作られる筋肉よりも分解される筋肉の方が多くなります。


このような方は注意が必要!

○ ふくらはぎが以前よりも細くなった

○ キャップ類が開けられない

○ 横断歩道の信号機が点滅する前に渡りきれない


どのように予防したらよいの?

  肉や魚などのたんぱく質の豊富な食事を摂ることと運動が有効です。

  高齢や虚弱であってもコンスタントに運動をすることで筋力を増強できます。運動は、軽めの負荷量にしてスロートレーニングを行うことで、血圧の上昇を抑え、関節や靭帯に負担をかけ過ぎずに運動することができます。スクワットや段差昇降など全身を使う運動をお勧めします。


※スクワットのやり方(例)

 両足を肩幅に広げ、両手は前に伸ばします。背筋を伸ばしたまま、お尻をゆっくりと降ろします。その際に膝がつま先よりも前に出ないように注意しましょう。背中や太ももの筋肉を意識し、呼吸をしながら無理のない範囲で10~20回を3セット程度行いましょう。


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この記事はJAあいち中央広報誌ACTの健やかレターに掲載されました。


JAあいち中央広報誌

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