• 病気のおはなし

Vol.77 意外と知らない? AEDって?

意外と知らない? AEDって?

臨床工学技術科 臨床工学技士 渡辺琴美

(JAあいち中央広報誌ACT9月号より)

  皆さん、AEDって言葉は知っていますよね?「道端や駅などで倒れている人を見かけたら救急要請とAEDを探してください。」と聞いたことはありませんか?近年、病院はもちろんですが学校・公園・駅・デパート等に設置されており一番身近な救命機器なんです!


何をする機器なの?

  心臓は血液を体全体に送り出すポンプ機能を担っています。ポンプ機能が止まってしまうと体内の酸素量が減り、苦しくなり倒れてしまいます。通常、心臓は血液を送り出すために一定のリズムで動いていますが、心臓が細かく震える心室細動というけいれんを起こしてしまうと、血液をうまく送り出せなくなってしまいます。AEDは、一瞬だけ高電流を流しショックを与えることでけいれんを止める働きをします。


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誰でも簡単に使えるの?

  この機器は、パッドを図の通りに貼り付けると自動で心電図を読み取り、除細動が必要か判断してくれます。電源を入れ、流れる音声ガイドに従って操作をすれば良いので、医療従事者以外の方でも簡単に使用できます。AEDの適応とならない場合もあります


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ここに注意!

  AEDの適応となり使用する時には高電流がパッドを通して流れるため、AEDを使用する人や周囲の人は傷病者に触れていると感電する恐れがあります。使用する前にAEDの音声ガイドで「離れてください」と案内があるため傷病者に触れているものがないことを必ず確認してください。

  AEDは赤色やオレンジ色の目立つ外観です。使用する場面には滅多に出会わないと思いますが、設置されている場所を知っておくことが重要なので、散歩や買い物のついでに宝探しのような感覚で探してみましょう!


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この記事はJAあいち中央広報誌ACTの健やかレターに掲載されました。


JAあいち中央広報誌

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