• 病気のおはなし

Vol.64 健診ってなに?

健診ってなに?


保健事業部長 中村從之Dr_nakamura.jpg

(2019年2月発行 厚生連情報 より)

 健診と言う言葉は、よく耳にする言葉です。しかし、健診はどうして必要で、何をするところかを完全に理解している人はあまりいません。この事は健診受診率が50%前後であることから容易に推察されます。


 健診の必要性は、健診が何をするところかを理解すると、おのずと分かってきます。健診の2本柱は ①がんの早期発見 ②生活習慣病の有無の発見です。  健診を受ける人にはいろいろなパターンがありますが、基本的には自覚症状がない人が健診を受けて、自分が健康であることを確認する場所です。したがって、何か自覚症状がある人は、健診を受けるのではなくて、病院を受診する必要があります。

 安城更生病院の健康管理センターの人間ドック基本コースとオプション検査を表に示します。


①がんの早期発見(表の赤ライン)

 がんの早期発見のための健診は、画像診断が中心です。表の赤ラインが主にがんの有無を検索する内容です。代表的な病気は、胃がん・大腸がん・肺がん・乳がんなどです。


②生活習慣病の有無の発見(表の青ライン)

 生活習慣病は、動脈硬化を進行させます。これによって起こりやすくなる病気は心筋梗塞・脳梗塞などです。表の青ラインが主に生活習慣病の診断のための内容です。


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 健診は珍しい病気を発見するのではなく、比較的ポピュラーな病気をなるべく早く発見することが目的です。早期に発見するためには、1年に1回の健診を受けることが必要です。 そして健診で異常があった場合は必ず病院を受診することが、病気を治すための重要なポイントです。


 健康寿命を長く保つために健診を受けるように心がけましょう。

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