• 病気のおはなし

Vol.109 近未来的手術ロボット

  近年、ロボットが人間の代わりに働く機会が増えてきました。今回は、当院の手術センターで活躍している「内視鏡手術支援ロボット ダヴィンチ」をご紹介します。


内視鏡手術支援ロボットとは?

 文字通り、内視鏡手術をサポートするロボットです。内視鏡手術は、開胸・開腹手術に比べて、手術跡が小さく、手術中の出血量も抑えることができる手術方法です。支援ロボットを用いることで、患者さんの身体への負担を抑えながら、より複雑な手術ができるようになりました。


Q2 バリウムは全部飲まないとダメ?

 A.胃の手術をしたことがある方を除いて、基本的に全量を飲んでいただいています。当院は撮影に必要とされる最低限の量(150ml)で検査を行うため、バリウムが足りないと病変があってもX線画像に写らない可能性があるからです。


ロボットが自動で手術をするの?

 ロボットが自動で手術をするわけではなく、医師が内視鏡カメラの3D映像を見ながら、ロボットを操作して手術を行います。拡大されたカメラの映像を見ながら操作でき、ロボットアームは人の手よりも可動域が大きいため、正確で繊細な動きができます。


ダヴィンチの構成

 ダヴィンチは3台の機械で構成されます。



 ①ビジョンカート
内視鏡カメラの映像をリアルタイムで高画質3D映像に変換します。



 ②サージョンコンソール
医師が、操作台のモニターに映る内視鏡カメラの映像を見ながら、手元や足元にあるコントローラ―でロボットを操作します。



 ③ペイシェントカート
4本のロボットアームが人間の手の細かい動きを正確に再現して、実際に手術を行います。



ビジョンカート

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サージョンコンソール

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ペイシェントカート

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外科手術の未来

 今回紹介させていただいたダヴィンチは近未来のロボットに感じましたか?これからもAIやICTを活用した、より安全に手術が行えるような技術が発展していくことを願います。



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この記事はJAあいち中央広報誌ACTの健やかレターに掲載されました。


JAあいち中央広報誌

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