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Vol.80 最近の肺がん治療について

<市民公開講座 開催レポート>

 2019年10月19日(土)第95回市民公開講座を開催しました。今回は呼吸器内科診療部長の高橋孝輔より「最近の肺がん治療について」と題した講演です。当日は40名の方にご参加いただきました。


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 講師からは、肺がんの分類や進行度と治療の進歩について、「個別化治療」、「免疫療法」についてお話しました。肺がんの治療薬として①抗がん剤(化学療法) ② それぞれの遺伝子にあった薬(分子標的薬) ③ 免疫療法 について、聞きなれない医学用語や薬の効果をわかりやすく解説しました。


 肺がんの「個別化治療」は、・治療前にがん細胞の遺伝子を検索すること・検索の結果、遺伝子の異常があれば、それにあった薬を選ぶこと・検索の結果、遺伝子の異常が無い場合や特効薬が効かなかった場合、抗がん剤治療を行います。また、分子標的薬は、がん細胞の遺伝子に特定の異常がみられた場合に実施できる治療薬であり、適合すると大きな効果が期待できます。


 次に、「免疫療法」とはこれまでの化学療法とは全く違う薬を使用した治療法で、がん細胞にはたらくのではなく、自分の免疫にはたらきかけます。自己免疫疾患などがある場合は、使いにくい治療法となりますが、長期の効果が期待される治療法であると伝え、肺がんに対する内科的治療の話をまとめ、講演を終えました。


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 終了後、実際に治療をしている方からの具体的な質問があり、参加された方にも参考になったと思います。アンケートでは「体験者とのやりとりに先生の優しさを感じました。」、「わかりやすかったです。ありがとうございました。」、「どんな質問に対しても丁寧にお答えいただき満足でした!!」などのご意見をいただきました。


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イベント・患者教室


 次回の市民公開講座は2019年11月16日(土)に、栄養サポートチーム医師 杉浦 真と管理栄養士 増田明啓より「超高齢社会の栄養管理 ~高齢者の食事を考える~」を講演予定です。事前申し込みは不要です。皆さんのお越しをお待ちしております。

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