2024.07.19.多剤耐性菌の感染対策に関する報告(2報)

 第2報:2024年7月19日

 関連する患者さんの調査を勧め、新たに2名から検出が確認されました。現在発熱などの感染兆候は認めていません。

 感染対策を継続し、管轄の保健所の指導のもと対応を行ってまいります。

 第1報:2024年7月11日

 入院患者さんなど2名からニューデリーメタロβラクタマーゼ(NDM)遺伝子を持ち、カルバペネム系などの抗菌薬に耐性を示す腸内細菌が検出されました。現時点で、発熱などの感染兆候は認めていません。

 この腸内細菌は、健康な方には感染症を発症させることはありませんが、免疫力が低下した方には問題となることがあります。そのため、この耐性菌が拡散しないように厳重な感染対策を行う必要があります。

 当院では管轄の保健所の指導のもと対応しており、感染対策を強化しております。また、現段階で感染拡大がないことをご報告させていただきます。