百日咳が大流行しています
2025年、長引く激しい咳が特徴の「百日咳」が、大人を中心に大流行しました。大人が感染すると、咳が長引く程度で済むことも多くあります。しかし、ワクチン未接種の赤ちゃんにうつしてしまうと、呼吸困難を引き起こし、場合によっては亡くなることもあるので、注意が必要です。
百日咳を調べる検査はさまざま
百日咳の検査はさまざまであり、場合によって検査方法を使い分けます。
遺伝子検査
鼻の奥を綿棒でぬぐって、百日咳菌の遺伝子がいるかを調べる方法です。感度が良く、現在主流の検査ですが、実施できる医療機関は限られています。
培養検査
鼻の奥から菌を採取し、時間をかけて育てる(培養する)検査です。結果が出るまで時間がかかり、また感度もよくありません。
抗体検査
採血をして、百日咳菌に対する体の免疫反応(抗体)が上がっているかを調べます。咳が始まってから時間が経っている場合に有効な検査です。
その他にも、迅速に結果がわかる抗原検査などもあります。しかし、いずれの検査も一長一短のため、使い分けや併用が重要です。
感染を広げないためには医療機関にご相談を
百日咳は、咳やくしゃみなどの“飛沫”でうつる感染症です。周りの大切な人、特に赤ちゃんを守るためにも、長引く激しい咳があれば、「ただの風邪」と自己判断せず、ぜひ一度医療機関にご相談ください。早期の診断と治療が、感染の拡大を防ぐ一番の対策です。
この記事はJAあいち中央広報誌ACT2026年1月号に掲載されました
広報誌|JAあいち中央 (jaac.or.jp)










