• 病気のおはなし

Vol.011 手のこわばりと膠原病

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膠原病内科代表部長 吉田秀雄  

(2017年9~10月発行 いんふぉめーしょん更生より)

こうげんびょう・・・? 高原病? 
いえ 膠原病。

膠原病はひとつの病気を差すのではなく、関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・強皮症・シェーグレン症候群など多くの病気を含むグループの呼名です(表1)。
多くみられる症状は、手の腫れや痛み・指の白色変化(レイノー現象)・微熱・紅斑などがあり全身に多彩な症状・病変を起こすことが知られています(表2)。
膠原病の初期の症状として、起床時などに手指が腫れぼったくて握りにくい、動かしにくい違和感を感じることがあり「手のこわばり」といわれます。
膠原病に特徴的な症状と思われていますが、加齢による変形性関節症・腱鞘炎・糖尿病・腎疾患・ホルモンの乱れ(更年期障害など)・冷房での冷えなどでも認められます。
色々な病気で見られますので、ご心配の時はかかりつけ医にまずは相談してみましょう。

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<よしだひでお>1962年生まれ、奈良県出身。1989年、藤田保健衛生大学卒業。助手・講師を経て(1997-1998年ノースカロライナ大学、フロリダ大学留学) 2008年より現職

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