バランスの良い食事を摂ろう!
管理栄養士 川本和来
(JAあいち中央広報誌ACT7月号より)
みなさん日常の食事を摂る際、「バランス」について考えたことはありますか?
近年、何でも手軽に食べ物が手に入るようになり、好きなものだけに偏った食事になっていませんか?今後も健康で楽しい毎日を過ごすためにも、バランスの良い食事を心がけてみましょう!
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毎食、主食・主菜・副菜をそろえよう!主食・主菜・副菜のそろった定食のような食事にすると、バランスの良い食事になりやすくなります。
①主食...ご飯、パン、麺など。
これらの食品は、糖質を多く含み、エネルギーの供給源となります。
②主菜...主に、魚・肉・卵・大豆製品を使ったメイン料理。
これらの食品は、体をつくる源となるたんぱく質を多く含みます。
③副菜...主に、野菜・きのこ・海藻などを使ったおかず。
これらの食品は、体の調子を整える食物繊維やビタミン、ミネラルの供給源となります。1日300g以上を目安に、できるだけ旬の野菜を使うのがオススメです。
夏が旬の野菜は、体温を下げる作用があり、冬が旬の野菜は体を温める作用があります。
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1日の中で、果物と牛乳・乳製品を摂ろう!○果物...果物にも、食物繊維やビタミン、ミネラルが多く含まれています。1日約200gを目安に、果物も旬のものを選ぶのがオススメです!
夏が旬の果物...パイナップル、マンゴー、メロン、ブドウ、桃など
○牛乳・乳製品...牛乳・乳製品(ヨーグルト、チーズなど)は、骨を強くするカルシウムを多く含みます。
牛乳を飲むとお腹がゆるくなるという方は、他の乳製品を摂取したり、骨ごと食べることができる小魚や干しエビなどもカルシウムを多く含むのでオススメです。
この記事はJAあいち中央広報誌ACTの健やかレターに掲載されました。 -