• 病気のおはなし

Vol.105 暑い夏を乗り切る夏バテ対策

暑い夏を乗り切る夏バテ対策

栄養管理室 管理栄養士 小林千紗

(JAあいち中央広報誌ACT8月号より)

  暑い日が続く夏になると、疲れが抜けにくかったり、食欲がわかなくなったりすることはありませんか。これといった病気ではないのに、身体の不調が続いてしまう...これを『夏バテ』と言います。夏バテの主な症状としては食欲不振、疲労感、倦怠感などがあります。


夏バテの原因

①暑さによる消化機能の低下、嗜好の変化
②多量の汗をかくことによる脱水
③強すぎる冷房による冷え、自律神経の乱れ


夏バテの対策

①バランスの取れた食事をする

 暑いと食欲が落ち、冷たい麺類やアイスクリーム、ゼリーなどのさっぱりとした炭水化物が多く含まれるものばかりを食べてしまいがちになります。その結果、ビタミンB、Cなどの疲労回復に必要な栄養素が不足し、食欲不振、疲労感、倦怠感の原因になります。特に疲労回復効果のあるビタミンB1などは、気温が高くなる夏場に消費量が増えると言われており、積極的に摂取する必要があります。

食事は肉、魚、大豆、卵などのタンパク源や野菜、夏場に不足しがちなビタミンB1が含まれている食材をしっかりととり、消化しやすいようよく噛んで食べましょう。また、食欲がない時は、生姜や唐辛子などの食欲を刺激する香辛料を食事に取り入れてみましょう。


〜ビタミンB1を多く含んでいる食材〜

 豚肉、玄米、枝豆、豆腐、納豆、うなぎ など


②水分をしっかりとる

 脱水予防のため、こまめに水分をとるようにして、冷たすぎるものは避けましょう。スポーツドリンクは体液の成分に近いのでミネラル補給としては良いですが、糖分が多く含まれているものもあるため飲みすぎには注意が必要です。

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③冷房は控えめに

 冷房で涼しい室内と外気の温度差が大きいと体が適応できず、自律神経の乱れを引き起こし、血行が悪くなり体温調節がうまくいかなくなります。冷房の設定温度は室外との差を5度以内(設定温度目安:28度)にするように心がけましょう。

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この記事はJAあいち中央広報誌ACTの健やかレターに掲載されました。


JAあいち中央広報誌

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