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Vol.93 お薬手帳を活用しましょう

お薬手帳を活用しましょう

薬剤部 長﨑瑞佳

(JAあいち中央広報誌ACT10月号より)


お薬手帳とは

  お薬手帳は、自分の薬に関する情報を経時的に記録したものです。

お薬手帳を見ることで、いつ、どこで、どんな薬を、どれだけ使用するよう説明されたかを確認することができます

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お薬手帳の役割

  お薬手帳には現在使用している薬だけでなく過去に使用した薬の内容も記録されているため、医師はお薬手帳を見てこれまでの薬に関する治療の経過を把握することができます。

また、薬が追加または変更となった際には、薬剤師がお薬手帳を見て、使用中の薬との飲み合わせを確認したり、薬の重複を防いだりできます。

  また、近年では災害時の有用性も注目されています。東日本大震災では、多くの医療機関が被災し、カルテ(診療記録)などの情報源が無いなか、患者さんの病歴や必要な薬を把握するのにお薬手帳が役立ったと報告されています。


病院で貰う薬以外にも利用できます

  市販薬やサプリメントの中には飲み合わせの悪いものや副作用のリスクがあるものもあります。そのため、それらを購入した際にはお薬手帳に商品名などを記載しておき、医師や薬剤師に相談しましょう。

また、お薬を使用していて気になった点や体調の変化などを記載しておくと、診察の時に伝えやすくなります。このように、患者さんと医療従事者をつなぐ架け橋として活用することができるのです。


お薬手帳は1冊にまとめて携帯しましょう

 お薬手帳にはご自身の治療に関する大事な情報が記録されています。現在服用しているお薬をすべて把握できるように、複数の医療機関を受診されている方も、必ず1冊のお薬手帳で管理するようにしましょう。また緊急時や災害時に備え、お薬手帳は常に持ち歩くことをおすすめします。


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この記事はJAあいち中央広報誌ACTの健やかレターに掲載されました。


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