はじめに
場所や時間など、様々な環境で起こりうるのが「転倒」です。場合によっては重症化による生活機能の低下にも繋がってしまいます。今回は自宅や外出先でも危険が潜んでいる「転倒」についてお話しします。
内的要因
- 加齢による身体機能の低下
- 病気や疾患、内服による薬の影響
- 運動不足
外的要因
- 本人に合っていない履物
- 滑りやすい床や地面
- 階段などの段差
- 手すりなどが無い環境
- 不慣れな生活環境
- 障害物(テーブルや電気コードなど)
予防
転倒を予防するためには日々のトレーニングが必要です。今回は当施設でも行っている「ころばん体操」をお伝えします。

おわりに
特に高齢者の方は転倒をきっかけに、生活機能が低下し、以前の生活に戻れなくなってしまうケースもあります。自宅の環境整備や、生活動作の維持を目的とした運動、患者さんやご家族など日々の対策と意識が重要となります。
この記事はJAあいち中央広報誌ACT2025年6月号に掲載されました
広報誌|JAあいち中央 (jaac.or.jp)