<市民公開講座 開催レポート>
2024年5月16日(木)第115回市民公開講座を開催しました。今回はソーシャルワーカーの加藤佑基より「医療と社会福祉制度について」と題し、当日は25名の方にご参加いただきました。
- そもそも、ソーシャルワーカーとは
- 医療保険の制度
- 高額医療費
- 負担軽減が図れる助成制度
まずは、ソーシャルワーカーの相談・援助について説明しました。その後、今回の主題であり、医療費負担軽減の中でも、最も一般的な高額療養費制度について、例を交えながら具体的に解説しました。また、医療費負担軽減が図れる医療助成制度は様々な種類があり、特定医療費(指定難病)の場合は、「負担割合が3割から2割に下がる・医療費の上限額が下がる・入院中の食事代の軽減」などがあり、医療費を軽減することができます。
最後に「医療制度、社会福祉制度は難しい内容だと思います。困ったこと、わからないところがあれば、お気軽に医療福祉相談室へお越しください。」と締めくくり講演を終えました。
医療福祉相談室では患者さんが安心して受けられるよう、患者さんやご家族の方と下記の問題を一緒に考え解決していきます。
- 医療費の支払いなど経済的な不安
- 身体障がい者手帳や介護保険などの社会福祉制度について
- 退院後の在宅介護や施設入所について
- 病気についての不安や心配、医療の受け方
- 療養生活、家庭、職場、学校での精神的な悩み
- その他、病気や障がいを抱えて生活していく上での問題や不安
- セカンドオピニオン など
(医療福祉相談室についてはこちら)
次回の市民公開講座(令和6年7月18日(木)/13:00~14:00/2階 第1講堂)
[災害時の食事情と耐熱ポリ袋を用いた湯煎調理法について~パッククッキングの実践・試食~]