病院長あいさつ

令和5年、年頭に当たりご挨拶申し上げます。
パンデミックが発生したと世界が認識した2020年当初、収束には2年ないし3年かかるであろうと言われたコロナ禍ですが、その3年が経過しようとしています。繰り返しのワクチン接種の効果か、コロナ感染自体の重症化・死亡は当初と比べて減少したものの、報告される新規感染者数は度重なるピークのたびに増加し、我が国では2類感染症としての管理が続いています。いまやどこにでも陽性者はいると認識せねばならないと同時に、院内感染を広げない対策を継続することが医療機関としての責務であると考えています。
さてそんな中、安城更生病院では、2年半に及ぶ施設整備"発展的再構築"が昨年無事完了しました。高精度放射線治療センターと南棟の新築、それに続く本棟の改修によって、がん医療・循環器疾患を中心とした救急医療が飛躍的に充実しました。加えて大幅に拡充した予防医療センターでは様々な革新的な技術を取り入れ、遠方からも受診いただくなど好評をいただいています。そして現在、次なる課題として準備を進めているのが女性医療センター(仮称)の開設です。予防医療センターにはリニューアルと同時に女性専用エリアを設けていますが、本年年明けとともに8階西病棟を女性専用化しました。さらにこの春には女性外来を新設予定です。個性・多様性の源泉である女性の悩みに対応する医療の充実を本年のテーマの一つと位置づけ注力してまいります。
安城市の市民病院的役割、高度医療を提供する圏域の中核病院、さらには優れた医療人を育成する教育病院という3つの役割、救急・周産期・がんと災害医療という4つの機能を果たし続けるため、そしてすべての領域で最適の医療を最高のホスピタリティーをもって提供し、地域の皆さんに信頼されるとともに、われわれ職員が誇りうる唯一無二の病院を目指して安城更生病院は立ち止まることなく進化し続けます。
安城更生病院 病院長 度会正人
令和5年元日 記
病院幹部
統括副院長・臨床研修部長
新井利幸副院長・医療情報部長
近藤國和副院長
玉井宏史副院長
宮島雄二副院長・診療協同部長
水元 亨副院長
田渕昭彦副院長
竹本憲二副院長・感染制御部長
原 徹第1診療部長・院長補佐
加藤有一第2診療部長・医療安全管理部長・院長補佐
佐伯悟三地域連携部長・院長補佐
小口 武保健事業部長・院長補佐
竹内真実子教育研修・臨床研究支援センター長・院長補佐
藤永一弥薬剤部長・院長補佐
杉浦洋二看護部長・院長補佐
吉永 恵事務部長・高齢福祉事業部長・院長補佐
池田真紀