認知症とは?

様々な病気により脳の神経細胞の働きが徐々に変化し、認知機能(判断力・見当識など)が低下して社会生活に支障をきたした状態です。認知症にも種類があり、それぞれ特徴は異なりますが、次のことを心がけ、コミュニケーションをとっていきましょう。

認知症の人の気持ちを理解しましょう

①「さっきの出来事が思い出せない。ここはどこ?」などの不安や恐怖。
② 時間や場所、人の認識があいまいになることで頭の中が整理できず混乱する。
③ 失敗や注意されることが増えることによる、自尊心の損失。
④ 周りとの同じようにできないことからの孤独感。
⑤ 不安や混乱からの強い怒り。

接し方のポイント

①否定をせずに受け止め、肯定する。
⇒「そうなんですね」「教えてくれてありがとう」

②ゆっくり、短く、簡潔に会話を行う。
⇒短い言葉で話す。質問は1つずつ。

③表情や声のトーンを大切に。
⇒目線を合わせる。笑顔。優しい声で。

④できている、できたことに目を向ける。
⇒できたことは褒める。できることを提供する。

⑤精神的・物理的に寄り添う。
⇒言葉の内容より感情を優先する。隣に寄り添う。体をさする。手を握る。

⑥環境を整え、安全面を保つ。
⇒静かな環境。必要なもの、愛着のあるものをおく。

おわりに

認知症の方は常に不安や心配、恐怖の中にいます。介助者側も心を落ち着かせて、認知症の方が置かれている状況を把握し、寄り添っていくことが良いケアに繋がります。

この記事はJAあいち中央広報誌ACT2026年6月号に掲載されました
広報誌|JAあいち中央 (jaac.or.jp)