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Vol.43 臨床心理士

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心のケアが必要な人に必要な支援ができるようにすることが私たちの使命です

臨床心理士 神谷 彩

(2018年9~10月発行 いんふぉめーしょんこうせいより)

臨床心理士とは

 臨床心理士とは、人にかかわり、人に影響を与える専門家です。そして、それぞれの人の多種多様な価値観を尊重しつつ、その人の自己実現をお手伝いしようとする専門家です。 臨床心理士は、臨床心理士認定協会の認定による資格です。今年度から国家資格として公認心理士という資格取得が可能となりました。その国家試験が9月に施行されます。今は、その取得に向け猛勉強中です。


臨床心理士の仕事

 身体的な病気の治療において大変さ・気持ちのサポートの必要な人に心のケアをしています。患者さんのご家族のケアも心理士が関わっています。入院中やがん相談でも関わっています。私は小児科中心で身体疾患がなくてもストレス性の頭痛や心身症のある子供たちの心理治療やプレイセラピー、また、NICUから卒業した発達フォローのアセスメントも行います。病院スタッフのメンタルヘルスも重要な仕事のひとつです。



この仕事の魅力

一つ一つのケースと出会い、巻き込まれることもあるが、ケースごとの支援の仕方・調整の仕方が異なるからこそ、丁寧に丁寧にケアをしていくことを目指している。ケースを積み上げていくことがベースになります。支援ができた時の達成感が魅力です。特に、患者さんの心の傷は目に見えません。その言葉・表情・行動の微妙な変化や年単位の長い治療期間でも患者さんやご家族の変化がわかる時に達成感や、やりがい・喜びを感じます。


目指していること

 当院のような急性期病院では、体の治療が重要です。だからこそ患者さんの心・人生・生活を観て、それを含めて支援できることが役割・使命だと感じています。 臨床心理士の役割は、まだまだ認知されていないと感じています。もっと、必要な方に必要な支援ができるようにしたいと思います。そして、もっと広い視野で病院全体を考えられるようにしていきたいと感じています。


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