• 病気のおはなし

Vol.015 脚のしびれと腰痛

00_shinjoDr.JPG

脊椎外科部長 新城龍一  

(2017年11~12月発行 いんふぉめーしょん更生より)

脚のしびれ・痛みを感じたら‥‥

脚のしびれや痛みを話したら坐骨神経痛と言われたことがありませんか?

その原因のほとんどは「腰椎」にあります。腰椎の骨と骨の間のクッションの働きをする椎間板が神経に向かって飛び出し、急な脚の激痛で発症することの多い「腰椎椎間板ヘルニア」

加齢変化などによって腰椎の神経の通り道である脊柱管が狭くなり、長い距離を歩行すると脚のしびれや痛みが悪化する間欠跛行※が特徴の「腰部脊柱管狭窄症」。腰椎が前や後ろにずれてしまう「腰椎すべり症」

どれも腰椎の病気であっても、腰痛は感じないことも多く、脚の神経を圧迫することによって脚の痛みやしびれが生じる病気です。腰椎すべり症はレントゲンでわかりますが、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症はMRIを撮影しなければ診断できません。どの病気も軽い症状であれば、内服薬で治療し、症状が悪化したらブロック注射や手術が必要となることもあります。脚の痛みやしびれを感じたら、整形外科で診てもらいましょう。

※間欠跛行=しばらく歩くと下肢の痛みやしびれのため思うように歩けなくなるが、
しばらく休むと再び歩ける状態

vol16_02.jpg

<しんじょうりゅういち>1976年生まれ、愛知県出身。2002年、福井医科大学卒業。豊橋市民病院、長野赤十字病院、岐阜社会保険病院、名古屋大学を経て2014年より現職

ページトップへ戻る